リスクの神様

いやー!久しぶりに面白いドラマが来ました♪


主人が見ているのを家事をしながら横目で見ていたんですが、夜中家族が寝静まってから、見直しました。


堤真一さん主演でいいのかな?の、企業の危機管理部署のドラマですね。

初回の戸田恵梨香さんの、あたしは上にいくのよっ!!て感じからの転落が、そうそう…女性の出る杭は、あげてあげてあげられて利用されて落とされるのよね…としみじみ(笑)

昔のバイト先で、まさにそういう状態を目の当たりにしたので、男の人と同じように結果を出しても、女だからと目の敵にされ、下に見られ…みたいなことって、決して過去のことではないんですよねー。


それにしても、企業の危機管理って本当に大切なんだろうなと思います。
ペヤング事件もありましたが、やはり隠そうとされると、不信感が募りますもんね。でも、会社は隠したいんですよねー…。

昔、大好きな昆布のお菓子に虫が挟まっていて(ただの昆布なので、浜辺の虫が折れ曲がった昆布に挟まってたんですがw)、別に海辺のものだから虫も挟まるわなーでもとりあえず電話しとこう、と小さい地方のメーカーに電話しました。

電話に出たおばちゃんが、方言ばりばりで半泣きでめちゃくちゃ謝ってこられまして、いや…全然怒ってないんですけど、一応虫が入ってたんでご報告…ぐらいの感じで話してても、電話を切る最後まで「もももももうしわけございませんでした(泣)」状態で、ここまで謝り倒されると、怒ってる人も毒気を抜かれるだろうなと思いました(笑)

これが、大きなメーカーだと、商品に不備があったことに関して、まず認めないんですよねー。
とりあえず、虫がいたことが事実かどうかわからないので、一度認めてしまうと、会社のせいということが覆らないので…。

とりあえず、お客様に嫌な思いをさせてしまったことに、謝罪はすれども、虫がいた事実は商品を調べてからってことになりますよね…。

通販の不良品受け付けも、同じでした。マニュアルがきちんとあるので、壊れていたことを認めてはいけない…っていう(^_^;)怖いマニュアルです。

ちなみに電話をした小さいメーカーさんは、商品と虫を送ってくださいと言われて、送ったまま2週間ほど音沙汰がなく、忘れた頃に宅配便がきました。
自社製品(すべて昆布w)の詰め合わせと、虫の種類の結果報告でした。やはり海辺に住むコバエでした。

昆布を採ってから天日に干しているときに、紛れてしまったらしいとのこと。昆布にしっかり挟まってたから、ポロっと虫がこぼれてこなければ、あれは気づけないな、きっと(笑)

宅配便が届いてから、メーカーから電話があり、工場長らしき人から説明がありましたが、私的には大好きで買いまくっていた商品が詰め合わせで貰えたので、嬉しいです!また買いますので♪と感謝の言葉を伝えたところ、泣かれました(^_^;)


リスク管理って、商品のことだけではないと思いますが、まず「申し訳なかった!!」って気持ちが客側に通じることが大事だなと思った一件でした。

リスクの神様…
この先はどんな危機にぶち当たるのか、とっても楽しみです♪