男の子だから遅いよ!の罠

うちの息子は、2歳5ヶ月になる少し前ぐらいまでは、ほとんど言葉を話しませんでした。


まず、1歳健診の時、『ママ』や『ワンワン』なんて言葉もしゃべっていなかったので、保健師さんに、

「本当に何も言わないですか??ママも?ワンワンも?」

と何度も聞かれたのを、よく覚えています。
そのまま、心理士と相談しましょうという流れになったんですが、私の前に相談されていた方が小一時間話していて、待っていたけれど終わりそうに無かったので、帰りました。

…すごくお喋りが上手な同じ月生まれのお友達と、微妙な気持ちのまま帰りにミスドに行ったのも、よく覚えています(笑)


結局、その後フォローの電話があり、市の相談窓口に行きますかと聞かれましたが、2歳まで様子見にしました。

その頃、とにかく周りのママともに言われたのは


『男の子は、言葉遅いって言うから、大丈夫だよー☆』
『心配しすぎ、いずれしゃべるから!』

でした。


しかし、基本ネガティブで、私だって大丈夫とは限らないと考えるタイプなので、そうだよね~半分、皆のとこはほとんど喋りまくってる子ばっかじゃないか!半分て、悶々としていました。


特にその頃、子供のお古の洋服を下さる親戚の息子さんが、幼稚園になっても言葉を話さないので、療育相談に行くような話を聞いたところだったんですね。

それで余計に、

『あぁ…大丈夫だと思ったら、大丈夫じゃないのかもってこと、やっぱあるよね。』

って思ったんです。


産前産後と、育児書とにらめっこしながらの母乳育児だったのを、こんなの読んでたら、出来ないことの方が多すぎて気が滅入ると、6ヶ月ごろに読むのをやめたのに、まさか健診きっかけで、また滅入ることになるとは…。

みんなと同じぐらい出来ないということが、こんなに違うと心配されるのか…。


そして、少し深まるママともたちとの溝(笑)


気にしない!うちはうち、他所は他所!と思っても、一緒にいると、なぜ息子はできないのか…と苦しくなっていた一番の時期です。


長くなったので、次回に続く。